最高気温30度のバイク服装、何を着れば快適?
真夏のライディングは、「暑い・汗だく・危険」と三重苦。でも、最高気温30度でも快適に走れるバイク服装の選び方と対策を知っていれば、夏ライドはグッと楽しくなります。
この記事では、最高気温30度に対応したバイク服装の工夫や、おすすめの“ひんやり装備術”をリアルな体感ベースでご紹介。
ツーリング派も街乗り派も、「暑さを楽しむ」視点で、夏のバイクを快適に乗り切るヒントをまとめました!
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最高気温30度のバイクは“想像以上に過酷”だった
最高気温30度のバイクは、走ってるといいけど、止まると地獄。
最高気温30度の信号待ちは地獄!?走行中との体感温度差に注意
最高気温30度の日って、走ってるときは「意外と風あって気持ちいいかも」なんて思ったんです。
でも…信号待ちで止まった瞬間、「あっつ!」ってなる。ヘルメットの中はサウナ状態、背中には汗がじっとり。
特に渋滞にハマるともう最悪で、ジャケットの中がムレムレ、グローブまでびしょびしょなんてことも。
走ってると涼しいのに、止まった瞬間“灼熱地獄”。
このギャップが意外とキツいんです。
日差し・アスファルト・湿度のトリプルパンチ
直射日光、アスファルトからの照り返し、そしてジメッとした湿気。
30度超のバイクは、まさに「三重苦」。外気よりも体感温度の方がえげつない。
特に街乗りとか通勤ルートだと、下からの熱気で足が焼けそうになるし、湿度で汗が乾かなくてずーっとベタベタ。
冷感インナー着てても、「今日はムシムシしててダメだわ…」って日もあるから、湿度高めのときは装備だけじゃ乗り切れないんですよね。
30度=“夏装備の限界点”だからこそ準備が重要
30度は、バイク用の夏装備が“ギリギリ効く”ライン。
メッシュジャケットや冷感グッズがあるとはいえ、何も考えずに走ると「もう無理!」ってなる気温です。
「暑いけど安全のために我慢」も大事だけど、我慢しすぎて熱中症になったら意味ないです。
だからこそ、ひんやりアイテムとか、ちょっとした工夫がめちゃくちゃ効いてきます。
例えば、メットに保冷剤仕込んだり、凍らせたペットボトルを背中ポケットに入れたり。
ちゃんと準備しておけば、30度でも“ちょっと楽しい”くらいで走れる日もある!って実感しました。
実体験レビュー|3パターンのバイク服装を比較してみた
3パターンのバイク服装を比較してみました。
メッシュジャケット+冷感インナー(ツーリング王道)
これは定番中の定番。
バイク用品店で「夏ならこれ」ってすすめられる服装です。
実際、「走ってる間はめちゃくちゃ快適。風通るし、冷感インナーがじわっと冷たいし、最高!」という感じになります。
こちらは、メッシュジャケット。

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これは、抜群の通気性で真夏でも快適。全面メッシュ構造なので、風通しが良く、真夏の炎天下でも涼しく走行可能ですよね。
長時間のツーリングでも蒸れにくく、快適性が持続。
ただし……信号で止まったら、メッシュの“通気性”が完全に無効化。
インナーが肌に貼りついて、「あれ?こんなに汗かいた?」ってなるくらい。
だから、ロングツーリング向けだけど、市街地多めや渋滞で止まることが多いルートにはおすすめしない。
メッシュジャケットおすすめ
ロングツーリング向け
- 全面メッシュ構造なので、風通しが良く、真夏の炎天下でも涼しく走行可能
- 肩・肘・背中にCE規格プロテクター標準装備
- 1万円台で購入できるプロテクター付きメッシュジャケットとしては最安クラス
こちらは冷感インナー。

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この長袖冷感インナーは、メッシュジャケットの下に着る“夏のツーリング王道装備”としてとっても人気が高い。
とくにコスパと実用性に優れてるから、何枚も買う人多いですよね。
カラーも豊富だけど、特に夏はさわやかな白がおすすめ。
冷感インナーおすすめ
ロングツーリング向け
- メッシュジャケットの内側に着ると、風が通ったときの冷感効果が倍増!
- 吸汗→拡散→速乾の流れがスムーズで、汗だくでも肌にまとわりつきにくい
- 1,000円前後〜という驚異的なコスパで、何枚かまとめ買いする人も多い
空調服+通気パンツ(街乗り・信号多めでも快適)
空調服、あなどるなかれ。マジで風が身体の中を通る感覚、すごいんです。

最初は「これ着てバイク乗るの?」って半信半疑だったけど、信号待ちでも涼しいって感動しますよ。
デメリットはちょっとゴワつくのと、バッテリーの重さ&見た目が微妙なところ。
あと、走ってるときは走行風が勝っちゃって、ファンの存在感が薄くなるんです(笑)
でも、市街地をよく走る人とか、通勤ライダーには最高の味方でおすすめです。
冷感インナーおすすめ
市街地走る人向け
- 40800mAhの超大容量バッテリー付きで、最大約33時間の連続送風
- 3段階の風力調整+UVカット(UPF50+)機能付き
- 汗がこもりやすい「背中」「脇」をファンでしっかり換気
- 柔らかく肌触りの良い生地で、ジャケットの下にも着られる薄さ
- バイク乗車時の背面リュック・プロテクター干渉も気にならない
こんな風に風が上半身を駆け巡るから、気持ちいい。

長袖も楽天で買えますよ。
軽装+プロテクターインナー(カジュアル派向け)
とにかく「軽い・涼しい・動きやすい」。
薄手の長袖やパーカーの下にプロテクターインナーを着るスタイルで、見た目もふつうにおしゃれっぽい。
夏場の街乗りや“ちょっとそこまで”って時にかなり便利です。
おすすめなのは、デイトナ DAYTONA ヘンリービギンズのストレッチプロテクターベスト。
全面メッシュではないものの、通気性と安全性のバランス◎
「ジャケットほど暑くないのに守れる」という声が多く、夏でも着用可能。

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インナープロテクターおすすめ
軽装で走りたい人向け
- CE規格取得の胸・背中プロテクター標準装備(SAS-TEC製)
- 衝撃時に瞬間硬化する「SAS-TEC」採用で、軽く・柔らかく・安心
- ストレッチ生地で体にフィット|インナー感覚で快適
- Tシャツの上に着て、上から薄手の長袖やパーカーでOK
- 夏のちょい乗り・街乗り・通勤スタイルにぴったり
ただし、転倒時のガード力はやっぱり不安…。とくに肘や肩は薄い布1枚だと頼りない。
「快適さ優先&短距離ならアリ。でも、安全性は自己責任で!」って感じですね。
長袖のインナープロテクターを探している方はこれ。
「インナーベストもいいけど、腕もしっかり守りたい」そんな方には、通気性・速乾性に優れた長袖フルメッシュタイプがおすすめです。

▶デイトナ・ヘンリービギンズのフルメッシュプロテクター長袖【楽天で見る】
インナープロテクターおすすめ
軽装で走りたい人向け
- 胸・背中・肩・ひじのフルプロテクション装備(CE規格)
- 全面メッシュ素材+ストレッチ裏地で、夏も涼しく動きやすい
- 使用されているのは、SAS-TEC製トリプルフレックスシートプロテクター
- → 衝撃で硬化&柔軟に追従する最新素材
- 薄手アウターと重ねてもごわつかないスリム設計
口コミを見ると、
- プロテクターが目立たないから街中でも自然
- 動きやすくて、着ていることを忘れるくらい
とレビューでも高評価。

こんな感じで着ればおしゃれです~。
楽天で買えます。
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30度のバイク服装|快適さ・安全性・動きやすさをどう両立するか?
結局、「どれが正解か?」は走る距離・場所・時間帯・性格で使い分けよう、という結論です。
- がっつり走る → メッシュ+冷感インナー
- 信号多い&街中 → 空調服が良き
- 軽快さ&見た目重視 → プロテクターインナー+薄手の上着
どの装備も一長一短あるから、“自分のスタイルに合わせて着まわす”のが正解なんだと思います。
そして何より、熱中症にならないことが最優先!
夏ライドの味方!ひんやり装備&アイデア集
夏ライドを快適にするひんやり装備&アイデアです。
お手軽グッッズ「冷感スプレー」服にスプレー涼しさ長持ち
まずはお手軽系グッズ!「冷感スプレー」
30度超えのライディング──信号待ち、渋滞、休憩中…
そんなとき、ジャケットの中が地獄になるのを防いでくれるのが、このFREEZE TECH「氷撃」冷感ミスト。
ライド前に、服に(肌ではない)シュッとすると、涼しさが長く持つと口コミであり。

本当に涼しさが持続するの?
スプレーされた成分が汗や空気中の水分と結びつき、気化するときに熱を奪うことで、服の内側がひんやり。
しかもこの「氷撃」は、
- 冷感成分が揮発後も残る→持続性あり
- アルコールを使わないから、日焼け肌でも使いやすい
という、まさに夏ライダーには良きグッズ。
高くないので、是非お試しを。
お手軽グッズ「ネッククーラー」最新版の冷却プレートつき
この冷却プレートが3カ所ついたネッククーラーも最強です。

▶【2025年最新モデル】冷却プレート付きネッククーラー CLNK-7【楽天で見る】
冷却プレートと強力ファンのW冷却で、首元の太い血管をピンポイントで冷やし、体感温度を一気にダウン。2025年モデルは、従来より冷却スピードも持続力もパワーアップしています。
冷却プレートは、肌に直接触れることで一瞬で冷感を伝える構造。
しかも風だけのネックファンと違い、「待たずにすぐ冷たい」から信号待ち・渋滞でも即効性◎
“凍らせたペットボトル”で背中ポケットが最強説
これは個人的イチオシ。
コンビニで買った500mlのペットボトルを、前日のうちに冷凍庫でキンキンに凍らせておく。
そして、それをメッシュジャケットの背中ポケット(またはリュックの背中側)にいれておくんです。
走ってる間は背中が冷え冷えで超快適。
しかも、2時間くらい経った頃にはちょうど飲み頃に溶けてるという便利さ。
コスパもいいですし、ツーリング仲間にも“それアリ!”って言われる率高めの裏ワザです。
30度超でも快適に走るための“行動術”
時間帯は「早朝 or 夕方」がおすすめ
夏にバイク乗るなら、朝か夕方に限る!って声、よく聞きます。
実際その通りで、午前中の空気はサラッとしてて風も気持ちいいし、交通量も少なくて走りやすい。
日中(11時~15時)はほんと危険ゾーンで、止まるたびに「サウナかよ…」ってなります。
特に都市部なんて地面からの照り返しもあるし、体力も気力もガッツリ削られる。
夕方は「帰り道が最高」になる時間帯。
沈みかけの太陽と風の温度がちょうどよくて、“ああバイクっていいな…”ってなる瞬間です。
休憩・水分補給のゴールデンルール
夏のバイクは、こまめな休憩と水分補給がガチで命を救います。
目安は「1時間ごとに5分以上休憩」「1回で200ml〜250mlの水分補給」。
のどが渇いたと感じたときには、もう脱水が始まってることもあるから要注意です。
水だけじゃなくて、スポーツドリンクや塩タブレットを一緒に取るのも大事。
「水ばっか飲んでフラフラ…」って人、実は塩分足りてないことが多いです。
あと、凍らせたペットボトルや保冷ボトルを使えば、飲むときの満足度もグッと上がりますよ。
ルート選び|日陰・高地・渋滞回避がカギ
夏は「どこを走るか」で快適さが激変します。
例えば、山道・高原・海沿いのルートは風が気持ちよくて体感温度も低めです。
逆に、市街地の渋滞・信号多発ルートは…まさに灼熱地獄。
おすすめは、木陰の多い道やトンネルが点在する峠道、高地ルート。
標高が数百メートル違うだけで、「あれ、ちょっと寒いかも?」ってくらい変わります。
あと、Googleマップで「混雑予想」を確認して、渋滞エリアを避けるルート選びもひとつの快適テクです!
まとめ|暑さも楽しめば“夏ライダー”はもっと自由になる!
最高気温30度の日にバイクなんて「ムリじゃない?」って思う人も多いけど、ちゃんと装備と工夫さえすれば、“暑さもひっくるめて楽しめる”のが夏ライドの醍醐味。
メッシュジャケットでも、冷感グッズでも、凍らせたペットボトルでも、ひと工夫するだけで体感がガラッと変わるし、気持ちまで軽くなりますよ。
「走ってる時の風が最高だった」「夕方の帰り道が気持ちよすぎた」そんな瞬間のために、ちょっと準備して出かけてみてほしいです。
暑さ=敵じゃなくて、攻略対象。その感覚になれたら、夏のライダーはもっと自由で、もっと楽しくなるはずです。
【熱中症対策特集】猛暑に備えて命を守ろう!おすすめの予防グッズ
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